土地からマンションを新築するサポートを通して土地の相続税不安をなくし個人の将来不安をなくす
マンション建築の専門家 東京の不動産系税理士の横川です。
ブログにお越しいただきありがとうございます!!
マンションを建築したいと思っても、一体、ハウスメーカーと工務店のどちらに依頼した方がいいのか。
難しいですよね。
まずはハウスメーカーと工務店の特徴を伝えたうえで、その後にこのケースではハウスメーカーが良い or 工務店が良い、といった判断基準をお伝えします。
是非参考にしてみてください。
ハウスメーカー、工務店とは
ハウスメーカーの解説です。
ハウスメーカーとは、広範囲な営業網をもつ大手住宅メーカーのこと。部材の生産から設計、施工にいたるまで、工場生産化率を高めてシステム化されている。土地探しや資金計画、アフターサービスまで、家づくり全般にわたるサービスを行っているのが特徴。引用元:ハウスメーカー とは | SUUMO住宅用語大辞典
続いて工務店です。
工務店とは、一般に比較的狭い営業エリア内で地元に密着した活動を行っている建設会社のこと。地域密着型のため、何か困ったことがあった場合にも素早い対応が期待できる。
建築主(施主)の好みや条件に合わせて設計・施工してくれる自由設計が特徴で、伝統的な木造軸組工法など、会社ごとに得意分野がある。なお、「建築条件付き土地」の分譲を行っている工務店や、主に大手分譲会社などの仕事を請け負うタイプの工務店もある。引用元:工務店 とは | SUUMO住宅用語大辞典
簡単に言うと、ハウスメーカーは営業エリアが広くて名の知れた大手のメーカー、工務店は営業エリアが狭くて名の知れていない中小のメーカーのことです。
ハウスメーカーの特徴
✔良いところ
➀ 知名度が高く実績も多い。
② マンションにブランド力を付加できる。
③ 1社に全てお任せできる。
➃ 倒産の恐れが少ない。
➄ 内装・外装ともに綺麗な見た目に仕上げてくれる
以下、詳細解説です。
➀ 実績が多いことは信頼性の大きな要素です。
② ハウスメーカーは自社ブランドでマンションを開発しているので、綺麗でしっかりしたマンションを作っている、といったイメージをお持ちの方も多いでしょう。
③ 多くのグループ会社を持ち、グループ内で設計、施工、融資付け、管理・家賃保証などもろもろ全て対応できるのも、ハウスメーカーの特徴です。
➃ 業歴が長いと会社の財務体質は強くなっていきます。ハウスメーカーは、大量の資金を保有しており倒産確率が低いです。
➄ ハウスメーカーは建築費が割高な分、綺麗な見栄えに仕上げてくれます。下手な建築をして、自社ブランドに傷がつかないことも重視しています。
✔悪いところ
➀ なにせ対応が遅い。
② 担当者の能力値に相当な差がある。
③ 外れの場合のダメージが大きい。
➃ 期待を裏切られることがある。
➄ 建築費が割高。
以下、詳細解説です。
➀ 組織が大きいと、ホウレンソウが遅くなります。また工務店に下請けに出しているため、情報の吸い上げに時間がかかります。
② キャリアが浅い方も多いので、あまり知識がない方が担当者になることも多々あります。
③ 対応が遅いので、あとで他メーカーに切り替える。。となったときの時間の経過が無駄になります。
➃ お任せください!と言われて任せていたら、実際にはできませんでした、と言われることは普通にあります。
➄ 工務店に下請けに出すため、工務店の利益とハウスメーカーの利益が二重に乗るため割高になります。
工務店の特徴
ハウスメーカーの逆パターンです。
✔良いところ
➀ 対応が早い。
② 優秀なベテランが対応してくれるかも。
③ 対応がスピーディーな分、外れの場合はすぐに他に切り替えられる。
➃ 本気で対応してくれる可能性が高い。
➄ 建築費が割安
以下、詳細解説です。
➀ 組織構造も簡潔なのですぐに見積や図面を出してくれるところも多いです。
② 役員だったり、キャリア歴が長い人が担当してくれることも多いです。
③ スピーディーに動いてくれるため、他メーカーに切り替えたいといった場合の判断がすぐにできます。
➃ ないがしろにされるケースは比較的少ないと言えます。限られた案件数をしっかりこなしてくれるからです。
➄ 中間マージンを取られない分、建築費が安くなります。
✔悪いところ
➀ 知名度がなく、安心感にかける。
② マンションにブランド力を付加できない。
③ 1社だけでは完結しない。
➃ 倒産する可能性がある。
➄ 内装・外装が比較的シンプル
以下、詳細解説です。
➀ 工務店によっては実績が少ないところもあるので、捉え方次第です。
② ブランド力を重視する方だとデメリットと言えます。
③ 設計と施工は一緒に対応してくれるところは多いですが、融資付け・管理・家賃保証は対応していないところも多いです。
➃ 実際にあり得ます。倒産した場合は支払ったお金も返ってこないことも覚悟しないといけません。
➄ 工務店に依頼をする方はシンプルさを求めるケースも多いので、自然な流れです。
ハウスメーカー VS 工務店
こんな方はハウスメーカー or 工務店が向いている!ということを、ケースバイケースでお伝えします。
ハウスメーカーに向いている方
ハウスメーカーに向いている方はこんな方です。
・ブランド力や安心感を重視したい
・自宅を含めるため、内装や外装の見栄えをよくしたい
・マンション建築のことは、同じグループ会社に全部丸投げしたい
・倒産リスクを回避したい
大手ハウスメーカーの良さはなんといってもブランド力と知名度と実績でしょう。
たくさんのマンションを建てているため、安心感があります。
見栄えに関しては、工務店でも設計士に色々な要望を出せば、図面に盛り込んでくれますが、改良を加えたいなら大手ハウスメーカーの方が熟知している可能性は高いです。
過去に色んな建築をしてきており、このケースはここの工務店に下請けに出せば良い、などのノウハウがあるからです。
そして
ある程度の資金がある方は、ハウスメーカーでも大丈夫でしょう。
ブランドと信頼を買うようなものなので、工務店よりかは高い金額になります。
例えば、5階建てのRCマンションだと、工務店より2千万円以上は建築費が上がります。
工務店より利回りが下がるけど、見栄えを良くしたい、ブランドと安心感が欲しいといった方に向いています。
重要なポイントはこちらです。こういった方はハウスメーカーを選んでも良いでしょう。
① ある程度の資金がある方
② 賃貸併用住宅などの自宅部分を作る方
逆に言えば
➀ 資金がない方は、利回りが低いと将来の収支がキツくなる可能性が高い。また【資金がない方 × 大手ハウスメーカー】だと融資が降りないケースは多々あり、長い時間を無駄にするケースが多発しています。
② 完全な投資目的なら、工務店をおススメします。
ハウスメーカーでも、工務店並みの金額で行ってくれるところもありますので、そういったところに巡り合えれば、上記の➀と②にあてはまらなくても、そのハウスメーカーに依頼しても良いでしょう。
ただ、窓口問い合わせから入って希望通りのハウスメーカーに巡り合う、というのも難しいです。
工務店に向いている方
完全な投資目的なら工務店が向いています。
全て他人に貸し出す目的でマンションを建てる場合は、工務店の方がいいでしょう。
投資目的であれば、シンプルな構造にして建築費を抑えながら、家賃収入を上げることが重要になるからです。利回りを上げるということです。
自分の住処ではないなら、見栄えにこだわる必要もありません。
人はいろんな好き嫌いがあるので、ゴテゴテに見栄えの良いマンションを作ってもお金がかかるだけで、客付けに有利になるとは限らないです。
失敗しない、堅いマンション経営を目指すなら、工務店をおススメします。
富裕層でない限り、ここのマンションはどこのメーカーが建築したのか、なんて気にもしません。
客付けにメーカーのブランド力は関係ありません。
気にするのは、住み心地が良いか悪いかだけです。
ただ工務店は無数に存在します。
良い工務店を知っているならそこに依頼をすればいいですが、知らない場合は工務店探しが大変になります。
webで【工務店】と検索しても、あまり意味のある情報はのっていません。
ウチはクオリティー高く作れるのでご依頼ください、そういったことしか書いていません。
当たり前の話しです。
良い工務店に出会うには、紹介がいちばん手っ取り早い方法です。信頼できる人から紹介して貰いましょう (紹介された工務店が良いかどうかは、あくまでも自分の目と耳で判断するしかありません)。
要は、完全な投資目的だと工務店がおススメ。工務店探しは、信頼できる人に紹介して貰う!
最後に
一般的な傾向で言うと、工務店は数が無数にあるため、どこに依頼すればいいか分からない、、という方も多いです。そういった方は比較的、大手ハウスメーカーに依頼する傾向があります。
webで検索すれば大手ハウスメーカーの情報はたくさん出てきますが、工務店の情報はあまり出てこないですよね。
これってもったいなくないですか?
限られた情報の中だけで判断している方がすごく多くて、損をしている人が多いと実感しています。
知らずに数千万円以上の損をしているケースもめちゃくちゃ多いです。
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