相続時にもめずに土地と建物の名義変更をスムーズに行う3つのコツ

土地からマンションを新築するサポートを通して土地の相続税不安をなくし個人の将来不安をなくす
マンション建築の専門家    東京の不動産系税理士の横川です。

ブログにお越しいただきありがとうございます!!

 

GWも本日で終わりですが、いかがお過ごしでしたでしょうか。
春うららな陽気な天気な続いていますが、私は相も変わらず仕事にいそしんでいます。
仕事しているときが、いちばん幸せです(笑)

 

つい先日の日本経済新聞のニュースです。
相続登記の義務化、24年めど 所有者不明土地法が成立

 

いやーびっくりしたのが日本全体の土地面積のうち2割も所有者不明なんですと。
大体九州と同じくらい (結構適当ですww) の土地の所有者が不明ってなんと恐ろしいことかと思いました。

 

相続のときに土地と建物の登記をせずにそのままにしてしまう方がとっても多いんですね。
相続登記 (不動産の名義変更すること) には、いつまでに手続きをしなければならないといった期限は設定されていません。

 

だから名義変更せずに放置してしまうことになるのですが、相続登記の義務化が始まることは良い傾向です。
面倒だからと土地と建物の名義変更をせずに放置していると、のちに相続人同士でもめてしまうこともあります。しかも相続した不動産を売却したり、不動産を担保に銀行から融資を受けたりすることもできません。

 

相続登記をせずに放置するとデメリットも多いんですね。
生前に土地のうえにマンションやアパートを新築する場合でも、相続時に土地と建物を同時に名義変更することがスムーズに資産を継承する一つの方法でもあります。

 

なので不動産の名義変更のタイミングは「相続のとき」がベストです。
相続時に不動産の名義変更をスムーズに行うコツは色々ありますが、今回は特に重要なコツを3つご紹介します。

 

参考にしてみてください!

 

① 土地の所有者が誰なのか下調べ
② 誰が所有権を引き継ぐのか事前の同意を取る
③ 誰が名義変更の手続きを行ったり費用を負担するのか決める

 

① 土地の保有者との合意を取らないと意味がありませんし、実は昔の相続時に名義変更しておらず本来の所有者が不明確、なんてことが発覚すると調査などで予想外の時間がかかることもあります。

② 特に重要ですが「土地と建物は誰が引き継ぐのか」。相続が発生する前にご家族間で同意を取れていることがベストです。もめごとが起こらないためにも、特定の1人もしくは1社で引き継ぐという「事前の合意」をとれるのが良いですね。

③ 不動産の相続登記を主導する人を決めておきましょう。基本的には不動産を相続する方が主導することになりますが、用意する資料もたくさんあり、登録免許税 (0.4%) などの費用も発生するため誰が費用を負担するのか事前の合意が重要です。

 

見てわかるとおり「事前の合意」がとても大切です。
もめないために、生前のうちにご家族間で話し合いをしておくと良いですね。

 

全国的に、相続財産のうちおよそ半分程度は不動産をしめますが、不動産は金額も大きく誰が引き継ぐのかはとっても重要です。分割することも難しいです。
「事前の合意」を取っておくと、いざ相続のときにもめずにご家族間の関係性を良好にしたまま綺麗に資産を引き継いで行けるようになります。

 

そして何より重要なのが、不動産を引き継ぐ人 (もしくは会社) を決めるということは、賃貸事業の経営者を決めるということです。
賃貸事業を順調にスタートさせるためには (相続放棄のときも同様に) 賃貸事業を行うための準備をしないといけません。

 

相続登記の事前準備を意識しておくと、賃貸事業の準備も一緒に進められるので、幸先が良いスタートが切りやすくなります。

 

 

以上、 今回は「相続時にもめずに土地と建物の名義変更をスムーズに行う3つのコツ」としてお伝えしました。
相続時にもめてしまうケースが多い中、不動産の相続登記をスムーズに進めるためには、相続人の間で「事前の合意」を取っておくことがとっても重要という内容でした。

 

相続財産に土地や建物などの不動産が含まれている場合には、ぜひ早め早めの話し合いを行ってご家族観で事前の合意を取っておくようにしてみてくださいね。
誰が不動産を引き継ぐのかを決めることはとっても重要ですよ。分割は難しいですからね。

 

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横川豊

横川豊

公認会計士・税理士

不動産に強い税理士
不動産投資のサポートで、相続不安を解消し個人の将来不安をなくすことを目標にしている。
土地活用コンサルティングが得意で、土地をお持ちの方の財産を守る総合コンサルティングが定評
クライアントからは「最後まで面倒を見てくれる」との声もあり、長期間に渡って付き合っていくという姿勢が評判。

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